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ロジック③
「日本が核を獲得すると、NPT(核不拡散条約)体制が壊れてしまい、東アジアで核兵器獲得競争が起きてしまう。だから日本は核を持つべきではない、
という、
一見もっともらしい議論を持ち出して、日本の自主的核抑止力構築を妨害しようとするアメリカ人がいます。

しかし、この議論は欺瞞と偽善に満ちた議論です。

アメリカが1968年にNPTを採択したとき、この条約は
『核兵器の製造を停止し、貯蔵されたすべての核兵器を破棄し、諸国の軍備から核兵器及びその運搬手段を除去する』 ことを目的として採択されたものでした。

さて、1968年から現在まで日本を包囲している米中朝露・四核武装国は、このNPTを守ってきたのでしょうか?

NPTを露骨に無視して核兵器を大量増産アメリカと中国が、なぜ、日本に対しては、

『お前たちが核を持つと、NPT体制が壊れてしまうからダメだ』などと、欺瞞に満ちたお説教をするのでしょうか?

東アジア地域でNPTを真面目に守っているのは日本だけです。
韓国政府は北朝鮮の核武装を支援するため、経済援助を急増してきました。

アメリカ人は、日本人に『NPTを遵守せよ』とお説教する前に、まず自分たちのNPTに対する態度を反省すべきではないですか

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