日本の空は米軍に支配されています
日本の空は日本のものではない。そう聞いてもピンと来ないでしょう。
ただし残念ながら事実で、
「横田空域」というものが存在します。
図:知ってはいけない 隠された日本支配の構造 矢部宏治著より
上記図が示しているように、実は日本の首都圏の上空は米軍に支配されていて、
日本の航空機は米軍の許可が無いとそこを飛ぶことができません。
毎回許可を取るわけにはいかないので、JALやANAの定期便はこの巨大な空域を避けて
非常に不自然なルートを飛ぶことを強いられているのです。
空域の南側は羽田空港や成田空港に着陸する航空機が密集し、非常に危険な状態です。
危険を回避するために、そこを飛びたいときでも管制室から
「横田空域には入らず、そのまま飛べ」
と指示されてしまいます。
もちろんこの「横田空域」のような奇妙なものの存在は世界を見ても日本だけです。
ではどうして日本だけがこんな危険なことになっているのでしょう。
政治家も官僚も分かっていない
実はこの問題、多くの政治家・官僚たちが「横田空域」の存在そのものを知らない。
知っていても、なぜそんなものが首都圏上空に存在するかについては、全く分かっていない。
これほど大きな問題にも関わらず、国家の中枢の人間も知らないのです。
果たして、日本は独立国と本当に呼べるのでしょうか?
「いつからこんなものがあるのか」
「なぜ放置しているのか」
とても根が深い問題でもあるので、そのあたりを解説した記事をまた別の機会に書きたいと思いますが、
本記事ではまず「横田空域」の存在により、日本の空は日本のものではないという事実があることを強く理解していただきたいです。
図:知ってはいけない 隠された日本支配の構造 矢部宏治著より