アサイーはアマゾン原産の果物。
その冷凍ピューレとバナナとヨーグルトをミキサーにかけて・・・
ドライフルーツとシリアルの交じった
フルーツグラノーラにかけて・・・
トッピングにブルーベリーや、いちご、バナナ、お砂糖をかけて食べる。
確かに美味しい!
でもその朝ごはん、日本人の私たちの体にいいの?
って思ったことはありますか?
実は果物の殆どは、暖かい南国で採れるもの。そういった食べ物には、
「体を冷やす」働きがあります。経度が南に行くほど主食が果物に変わります。
一方で、比較的寒い地域で採れる根菜類や一部の穀物には、体を温める作用があります。
これこそまさに自然の摂理。
なので、バナナなど熱帯地域で育つ果物をはじめ農産物は、その地域に住む人々にとっては理にかなう
「体にいいもの」であっても日本人の体には必ずしもあっているというわけではないということです。
シリアルなどの穀物の加工食品の原料であるとうもろこしなどもほとんどが外国からの輸入に頼っています。
※穀物の中でもとうもろこしは100%輸入です。
※農林水産省 データより
もっとも外国産のものは全部良くないというわけではなく、「安全」に十分に配慮して作られ、
保管され、運ばれているなら、どこで作られていても、別にいいと思います。
しかし、長期間にわたる船の輸送や、病害虫の上陸を防ぐために、または、
数年にも及ぶ倉庫での保管に耐えられるように、防カビ剤やガス燻蒸、虫よけの農薬が大量に使われていることが多いのが現状です。
これらは「ポストハーベスト」と呼ばれ食をめぐる大きな問題のひとつになっています。
生産国によっては、薬剤の基準が明確に決まっていないので、なおさら注意が必要です。
かつて中国から輸入されたほうれん草から、日本の基準値の何倍もの農薬が検出されたことはニュースにもなりましたね。
(家畜の飼料にもポストハーベストが使われています)
なので、シリアルに入っているドライフルーツもほとんどが輸入品で、
その多くは漂白剤や酸化防止剤などの添加物が使われていることも覚えておきましょう。
あなたが毎日食べているもの、日本人の体に合うものですか?
ではまた。